大銀経済経営研究所では大分の経済動向、景気動向を豊富な統計データや主要企業の活動状況等から分析し、各種調査レポートを月刊誌として毎月発行しております。刻一刻変化する大分の経済動向を毎月皆様にお伝えしています。
林業・木材産業は、世界的な人口増加に伴う木材資源の需要増加に加えて、気候変動や生物多様性の観点から成長産業として期待されている。
日本でも、林業・林産業の活性化による地方創生の実現が叫ばれており、2021年6月の「森林・林業基本計画」ではグリーン成長戦略が掲げられ、木材産業の競争力強化に向けた施策が進められている。
大分県は木材産出額全国5位と豊富な森林資源がある一方で、その資源が十分に活用されていない現状がある。豊富な森林資源を活用し、地域経済の活性化を図るためには「伐る、使う、植える、育てる」という森林の循環利用に向けた取り組みが必要である。
本調査では、統計データや文献調査、ヒアリングを実施し、大分県内の林業・木材関連産業の現状を分析し今後の展望について考察した。
語り手 | 株式会社みょうばん湯の里 代表取締役 飯倉 里美氏 |
聞き手 | 大分銀行鉄輪支店兼亀川支店 支店長 足立 伸也 |